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韓ドラのはなし

ドロドロが見たいなら… 清潭洞スキャンダルは愛憎・復讐の傑作です

皆さまご存知の通り(いや、知ったこっちゃないか?)、私は、ちょっと前までは、韓ドラといえば愛憎・復讐ドラマだけを専門に見ていたと言っても過言ではなく、毎日ドロドロにまみれておりました。これまでに見まくった数々のドロドロ作品の中から、今回は「清潭洞スキャンダル」の話をしたいと思います。

ちぇみちぇみ
2014年に韓国で放送された、いわゆる朝ドラってやつです

「清潭洞スキャンダル」はこんなドラマ

誰もがうらやむ玉の輿婚で、幸せに暮らしているつもりのヒョンスでしたが、その裏では、姑の裏切りや悪質な嫌がらせが行われていたのでした。それに気づいたヒョンスは、本当の幸せのためにセレブな暮らしを捨て、婚家を出ます。そして、その後も自分を攻撃する姑や、姑の言いなりになる夫と、壮絶な心理戦を繰り広げます。また、複雑な自分の出生の秘密を知り、苦しみながらも、これからの自分を模索し、強く生きていくというストーリーです。

「清潭洞スキャンダル」のここに注目

このドラマは、最高視聴率が20%超えを記録し、当時の韓国での朝ドラ枠としては非常に話題になりました。最初から最後までドロドロチックで、これぞ愛憎ドラマと讃えたくなるような作品です。ドラマを見ていても、どこからか「ドロドロドロ…」と聞こえてくるような気がする私なのでした(絶対に聞こえません)。

誰もが知るセレブな街が舞台

画像は韓国観光公社様のサイトよりお借りしました

舞台となった清潭洞という街の地域性が印象に残るドラマです。お金持ちが住む場所として知られ、セレブな皆さまが、高級で裕福な暮らしをしている街なのでした。豪邸はもちろんのこと、嫁姑で乗馬に出かけるシーンなんざ、めちゃくちゃセレブ感が漂っておりました。

上流階級の生活に潜むジレンマ

そんな優雅な財閥一家ですが、ヒョンスは、ごくごく普通の家で生まれ育った女性。長男がぞっこん惚れ込み、望まれて嫁いだのですが、一般家庭しか知らない女性が財閥一家で暮らしていくには、不慣れなことも多く、悩みやジレンマも絶えません。彼女のまわりで巻き起こる、財閥ならではの事件や出来事が、これまた見ものでございます。

軍配はどちらにあがるか 嫁姑バトル

本当の母親のように接していても、裏では、嫁に対する陰湿な嫌がらせをする姑と、姑の悪だくみに気づいたヒョンスの、壮絶なバトルから目が離せません。傍若無人な姑と、姑に潰されないよう踏ん張るヒョンス。バトルの軍配はどちらに上がるのか、最終回まで目をギラギラさせて見なくてはなりませぬ。

セレブと一般人の生き方や考え方の違い

お金持ちの常識は一般人の非常識とでも言いましょうか。何においても豊かすぎる生活に慣れきった一族に対し、ごく普通に平凡に生きる一族は、考え方も行動も、何から何まで違います。お金持ちの身勝手さや卑劣さを痛烈に感じる一方で、裕福ではなくても、優しくて誠実さにあふれる一般家庭の皆さまには、感動させられるシーンが多数ございまする。

嫁ならわかる、共感ポイント

長男の嫁としての行動を求められたり、不妊問題に悩んだり、夫の弟夫婦への気遣いやら何やらと、一般的に「お嫁さん」と呼ばれている人なら、誰でも共感できるのでは?更に、夫の不倫問題まで勃発しますから、多くの主婦たちが、主役のヒョンスの気持ちに寄り添えるのではないかと。姑を心底憎たらしいと感じ、次男の嫁を「あざといわ!」と非難したくなる気持ちが、このドラマを面白くさせます。

主な出演者

れでは、ドロドロにまみれてしまった、主要出演者のご紹介でございます。

ウン・ヒョンス(チェ・ジョンユン)

夫や姑にも従順で、お金持ちに嫁ぎ、家族のために奮闘する良き嫁という役でしたが、イメージはピッタリですね。しかし途中からは、自立した強き女性へと変貌を遂げます。演じたチェ・ジョンユンは、私生活でもセレブ婚をして、大いに韓国芸能界を賑わしていたのですが、現在は離婚調停中でしたっけ?あれ?離婚しましたっけ?ミアネヨ、定かではありませぬ。。

チャン・ソジュン(イ・ジュンムン)

姑や夫と戦うヒョンスを、陰ながら支える男性。この俳優さん、役柄もあってか、すごく良い印象しか無かったです。インテリアデザイナーで紳士的で誠実で…っていう。しかし、その後に見た彼の出演作では、富や名声に心が揺らぎ、家族を裏切ってしまうとか、悪い女と不倫の末、妻を家から追い出すとか、そんなのばっかですわ。個人的には、ソジュンのような役が合っていると思いますけどねえ。まあ、俳優ですから、いろんな人を演じ分けてなんぼですがね。

ポク・スホ(カン・ソンミン)

ヒョンスの夫で、一族で経営する会社の代表理事です。この人の場合、どんな役なのか、だいたい想像がついてしまいますね。どんなドラマでも十中八九、悪いヤツですから。ドラマ序盤では良き夫と思われましたが、不倫はしてるし、母親には逆らえないし、「ああ、やっぱりか」って感じでした。しかし、マクチャンドラマに悪役はMUST。嫌なヤツであればある程、盛り上がるというもの。そういう意味では、彼の極悪演技はとてもお上手。どこを切っても「嫌な男」で、金太郎あめ状態。

カン・ボクヒ(キム・ヘソン)

はい、この手のドラマではすっかりお馴染みのこの方。腹黒い姑役を演じたら、右に出る人はいない…ということもないと思いますが(ないのかっ)、意地悪な姑役が似合う女優ベスト5くらいにはランクインできますかね?息子のお嫁さんが気に入らないからと、栄養剤だと嘘をついて、妊娠しにくくなる薬を飲ませる手口が、あまりにも陰湿ですがな。個人的には、この方が良い役を演じたドラマは、たぶんひとつくらいしか見たことありませぬ。

韓ドラあるある満載です

複雑な人間模様から出生の秘密、犯罪に手を染める金持ち夫人、裏切り、不倫、離婚…と、韓ドラあるあるをたっぷり織り交ぜ、私のような愛憎・復讐フリークおばばを決して飽きさせない作りになっております。あくまでドラマの中だけであり、絶対にあり得ないという出来事も、「いやいや、これは韓ドラだからさ」と思えて楽しめます。

金持ちのわがまま娘が君臨

はい、この手のドラマには必ず登場する、お金持ちのわがまま娘。ソジュンのことが大好きで、ヒョンスに対する嫉妬心から、あれこれ卑劣なことをやらかします。誰が見てもいい大人ですが、善悪の区別がつかないのです。まわりも、まるで子供をあやすかのように、甘やかしまくっております。非常識なのは、すべてまわりのせいでございましょう。その甘やかしが、多くの人に迷惑を及ぼし、不幸をもたらしているのだと、なぜ気付かぬ。。

これもお約束 出生の秘密

出生の秘密も、愛憎ドラマからは外せぬ要素。生まれたばかりのヒョンスを連れて、市場で働いていたヒョンスの実の母親は、目を離したすきに何者かにヒョンスを連れ去られてしまいます。何十年も探し続けますが見つからず…という、お気の毒なストーリー。連れ去った女性は、子供が欲しかったが故に魔が差し、ヒョンスを自分の子として育てていたというやつです。いやいや、いくらなんでもバレるだろう…って思いそうになりますが、忘れてはいけない、これは韓ドラ。赤ん坊を連れて市場で働く母親ってのも、なんとも韓ドラなシチュエーション。

夫からの傷を癒すイケメン男性

夫との夫婦関係は崩壊しても、タイミング良く他の男性が現れるのが韓ドラの常(ホントかね)。ヒョンスを支えるソジュンは、このドラマの中ではオアシスのような存在に思えます。夫の不倫の傷も癒えぬうち、今度はヒョンスがいけない恋愛をしているのではと疑われますが、ソジュンは、まわりのそんな目は気にせず、自分の気持ちに正直に生きるのでございました。ソジュン役のイ・ジュンムンは、最近見た「黄金の仮面」では、それこそ不倫夫の役を演じており、しつこいですが、絶対にソジュンのような役が合っていると、声を大に叫びたいワタクシ。

息子を思い通りにしたい母

息子に依存する母親も、愛憎・復讐ドラマのあるある必須要素。もともと気に入らず、それでも自分に従順だと思っていた嫁が、いきなり反発するようになるわけですから、姑としてはこんな面白くないことはありませぬ。息子を言いくるめ、嫁を苦難の道へ葬ろうとする恐ろしさ。しかし、やることが悪質で汚くて、えげつないほど、ドラマ全体が盛り上がっていきます。この姑が、歯ぎしりするくらい悔しい思いをする姿を想像しながら、最終話目指してまっしぐらです。

清潭洞スキャンダルはドロドロの傑作です

「清潭洞スキャンダル」は、他の韓ドラでも良く見るストーリーなのですが、私はハマってしまったし、韓国でも朝ドラとしてはかなりの高視聴率だったわけで、目には見えぬ、ドロドロフリークを引き付ける魅力があるのでしょう。性悪な姑は逮捕され、ヒョンスは、これからを明るく前向きに生きていく決心をします。ハッピーエンドというやつなのかな。。こういう韓ドラを見るといつも思いますが、韓国のお金持ちって、多かれ少なかれ、本当にこういう体質なのではなかろうかと。脚色はかなりあるでしょうが、火の無いところに煙は立たぬというか(違うか?)、お金持ちだからこそ、いろいろあるんですよね、きっと。貧乏人の私にはさっぱりわからないですが。

ちぇみちぇみ
ロドロ好きな方は、ぜひご覧ください。


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ちぇみちぇみ

ちぇみちぇみ

韓ドラと音楽好きな60代(W)。札幌近郊在住の会社員です。まったりペースではありますが、定期的にブログを更新しています。韓ドラの記事が多いですが、年齢的に、これからの生き方についても考えるようになりましたので、そんな日々のつぶやきも発信していきます。よろしくお願いします(インスタ始めました。60代のつぶやき、よろしければ覗きに来てください)

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